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エアーポンプ用語解説
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エアーポンプ用語解説


エアレーションの目的
  • 水中の生体が消費する溶存酸素を補給します。消費量に見合った酸素を補給しなければ、酸欠状態となったり、窒息してしまう場合もあります。一般的に魚などの生体に適切な溶存酸素量は、常温で5〜7ppmといわれています。

  • 水槽内をエアーで攪拌することにより、水のよどみを防止します。

  • 水中のアンモニアを消化・分解する水質浄化バクテリアに酸素を供給し、活動を補助します。

  • 酸素の減少は、人工飼育の魚にとってストレスの原因になります。適切な酸素補給が大切です。


エアレーションの方法と注意
  • 気泡は細かいほど、水深は深いほど水中に酸素を多く溶解させることができます。酸素が溶解しにくい水深の浅い水槽でも、エアレーションを行うことで水面が波立ち、新しい空気と接触することによって酸素を補給することができます。

  • エアー量が多すぎると魚が落ち着かなくなり、ストレスやスレの原因となる場合があります。特に活魚輸送などでは注意が必要です。

  • エアーポンプ・ブロワーの能力や設置状態などによっては、エアーの圧力が損なわれてエアレーションがうまく行われない場合があります。右記の「圧力損失の要因」をご参照ください。


圧力損失の要因
配管による抵抗
圧力損失の要因として、配管が細すぎる場合が考えられます。業務用に使用される硬質塩ビパイプは一般的に細すぎることが多いようです。エアーポンプの口径がVP13の時、VP25位で配管すると、1ランク下のポンプでも間に合うことがあり、ランニングコストの低減にもなります。

エアーストンによる抵抗
エアーストンの気孔径が細かいほど圧力がかかり、圧力損失が大きくなります。(エアーストンの素材・肉厚によっても異なります。)さらにエアーストンが目詰まりすると、それだけ圧力損失が大きくなります。

水深による抵抗
水深1mごとに約0.1kgf/cm2の圧力がかかります。深さ60cmの水槽の底面では約0.06kgf/cm2の圧力がかかることになります。

必要風量
必要風量(酸素消費量)は、水温、生体の種類、生体の数など多くの要因で変動します。特に下記のような場合には酸素消費量が多くなるため、注意が必要です。
  • 水温の高いとき
  • 回遊性や動きの活発な魚
  • 成長期(稚魚)
  • 輸送中、輸送後
  • 給餌時
  • 人影に驚いた時
  • 網などで追い回された時

エアーポンプの正しい使い方
水の逆流を防止するため、エアーポンプは水槽より高い位置に設置してください。水槽より低い位置に設置するときは、エアーフィルター(逆止弁)を使用するか、エアーホースの一部を水槽より高くします。

エアーポンプは水槽より高い位置に設置してください

水深が非常に深いときや、エアーストンが目詰まりしているときなどは、エアーポンプの電源を入れてもポンプが作動しないことがあります。このようなとき、自動エアー逃し弁があると、弁が作動してエアーが排出され、エアーポンプの故障を防ぎます。




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